意外と知らない裾のお直し
ふと、去年買ったパンツが今年はもう少し長いほうがいいなぁと思うことがある。
だけどヘム(縫い代)が少なくて出来ないと諦めてしまうか、
無理やり1cm位折り返して縫ってしまったことありませんか?
でも座っている時などにチラッと裏が見えてしまうと残念な感じになりますよね。
何とかギリギリまで伸ばしたいという方にお勧めの方法があります。
まずはヘムにする分の生地を足したいので、出来るだけ表の生地に近い素材を用意します。
手芸屋さんでは10cm単位で販売してくれるので私は20cm購入。
こちらで120円。安い!
裾幅×ヘム4~5cm位つけてカットする。
そしてパンツの裾から7mmの所で接ぎ合せるとこんな感じ。
接ぎ合せたところギリギリか1mm位ヘムを控えた所で一度アイロンをかけます。
これはゲタを履かせるという技法で、皆さんが持っている服にも普通に使われています。
ヘムの端はロックをかけるか私は1cm折り返して手でまつりました。
裏から見た感じ。光って見える部分が接ぎ合せた生地。
表から折山をしっかりアイロンして完成!
綺麗に仕上がりました。
ちなみにこのパンツ、ヘムが3cmしかなくてこの方法で2.3cm長くすることが
できました!!
この方法は洋裁が出来るかた以外は、リフォーム店やお直し屋などにお願いすることを
お勧めします。「ゲタを履かせるやり方で!」と言えば通じるはずです。
他にもワンピースやスカートにも使えますよ!!
注)生地によっては折山が残り、丈を出しましたー!と分かる位に跡が
残る場合もあるので注意しましょう。